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栗本薫氏追悼

2009.06.01.Mon.00:34
5月26日、SF作家、ミステリー作家の栗本薫さんが亡くなった
悲しい。とても悲しいです。

V4M4_Sci-Fi01.jpg

氏の作品に始めて出会ったのは、高校の頃、1979-10月のSFマガジン増刊号だったろうか。
武部本一郎画伯の表紙に目を惹かれ、購入した分厚い雑誌。
増刊号には『SF冒険の世界』と銘打って、大元帥・野田昌宏「銀河乞食軍団」、高千穂遥「ダーティペアの大冒険」、川又千秋「天帝の迷宮」、矢野徹「妄想の戦士」、そして巻末に、栗本薫のエッセイ「語り終えざる物語」と、「七人の魔導師」が掲載されていました。
当時は宇宙戦艦ヤマトから朝日ソノラマ文庫を読みふけり、日本発のスペースオペラという触れ込みで「クラッシャージョウ」が刊行され、雑誌購入のきっかけは言うまでもなく、「ダーティペア」であったのですが・・・。
深井国氏の挿絵は抽象的に過ぎ、ぱらぱらとめくったときはあまり印象に残らなかったのですが、エッセイの熱い語りに促され、「七人の魔導師」を読むと、、、一発でのめりこみました。

ヒロイックファンタジー。世の中には、こんな面白い物語があったのか。
それから間もなく、SFマガジンの購読をはじめ、グインサーガを追い始めました。
同時に、栗本薫氏が熱く語ったヒロイックファンタジーも追い始めたのでした。

グインサーガは現在、126巻。
130巻の途中までで絶筆となり、残すところ、あと3巻とプラスアルファ、とのこと。
最終巻「豹頭王の花嫁」は幻となりましたが、本編は「七人の魔導師」に追いつき、ミッシング・リンクは埋められています。
自分にとって、グイン・サーガは「七人の魔導師」で始まったので、物語としては一応の完結と見ても良いと思ってます。
まだまだ、謎と引きが残ってはいますが、そこはどのような形で、誰が書き綴っても良い。
小説ではなく、物語なのですから。
正伝としての続きはありえませんが、自分の中で、物語は綴られていき続けることになると思います。

ありがとう、栗本薫さん。
そして、さようなら。
グインが好きでした。伊集院大介が好きでした。
新しい彼らの物語には、もう出会えないのは悲しいです。

ご冥福をお祈りいたします。
コメント
こんちは~
久々の更新、久々の美麗イメージ・・・・でも、文章の内容はとても悲しいないようですね。
自分は栗本氏の作品は多分読んだ事はないのですが、miluraさんの文章を読んで、興味を惹かれました。機会があったら、読ませていただこうと思います。
しかし、創世記のSF作家が居なくなるのは、本当に悲しいことですね。今の世の中、製品化している物は技術者や研究者の方々とは思いますが、そのアイデアを世に出しているのはSF作家の方たちですもんね。草案と言うか・・うまく言葉にできませんが・・
自分が一番崇拝していた藤子・Fさんが他界された時は本当に衝撃でした。
人が亡くなると言うのは本当に悲しい事ですね。
遅ればせながら、自分もご冥福をお祈りいたします。長文ですいません。
それでは!!
macchaさん、こんばんわ^^
macchaさんから見たら、創世記なのか・・・そうかもですね^^;
自分的には、小松左京や筒井康隆、眉村卓、光瀬龍、平井和正あたりがそんな位置づけです。
光瀬龍を除いてみんなご存命なのに、栗本氏が逝かれたのは、返す返すも残念でなりません。
正直、栗本氏のSFや推理小説は本格とは程遠いものではあるものの、話を読ませるストーリーテラーとしては、稀有な方でした。
グインサーガはアニメにもなっていますし、1~5巻の辺境編は誰もが認める傑作ですので、いちど手にとって見られるのをお勧めします。
作品を読んでいただくのが、作家にとって一番の供養だと思います^^

いまや現実はSFに追いつきつつあるようで、宇宙エレベータなるものも、カーボンナノチューブをもってすれば、技術的に可能なのだとか。
あとは、コスト的に商売としてペイするのか?といったところらしいです。
月資源とかスペースコロニーあたりが充実してこないと、まだまだ当分無理だろうなあ。

藤子・F氏のときも衝撃でしたね。
亡くなられるのと前後して、ドラえもん映画版のコミカライズ、SF短編集、エスパー魔美、T・Pぼんなどをまとめて読んでいました。
藤子・A氏も好きだけれど、どちらかと言うとF氏の方かなあ。

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