スポンサーサイト

--.--.--.--.--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

万能鑑定士Qの事件簿

2012.01.22.Sun.15:43
最近はトリビアとか蘊蓄ものとでもいうのか、知る人ぞ知るオタク的な知識をネタとした著作があるようです。
この「万能鑑定士Qの事件簿」というのもそのひとつ。
「万能鑑定士Q」というお店を構える、凛田莉子(りんだ りこ)という20台前半の美人鑑定士の周りで繰り広げられる事件を描くというもので、文章がしっかりしていて面白く読めました。

実は表紙を見て気に入って買ったという、いわゆる「ジャケ買い」なのでした(笑)
書店にIが無く、IIから読み始めた次第。IとIIは続き物だったようで、Iからの流れで「力士シール」云々の下りがあるのですが、まったく「?」でした。失敗したなあ。

万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)
(2010/04/24)
松岡 圭祐

商品詳細を見る


IIでは本物と全く区別がつかないニセ一万円札事件が中心となり、ニセ札の総額が日本全国で2兆円規模あるとの政府発表によって、日本円の価値が大幅に下落、超ハイパーインフレが引き起こされます。
このニセ札、主人公の莉子も鑑定不能だったのですが・・・。

最後にどんでん返し、偽札のトリックが莉子によって解明されるのですが、・・・あれれ?
このトリック、全く成立しないじゃん?
作者さん、やらかしてしまいましたねえ。編集者も気づかなかったのかな?
少なくとも、現実世界ではこのニセ札トリックでハイパーインフレなんか、間違っても発生しようがないので安心ですね(笑)

トリックの穴(というか作者のミス)は、読了後に実際のお札(千円札でもOK)を見ればすぐに判ります。

とはいうものの、妙齢の美人鑑定士というキャラはなかなか魅力的です。
ハイパーインフレの描写もなかなか臨場感があって、震災当時の品不足を思い起こさせられて、ぞっとします。
ジャケ買いだけでも、価値はあるかな?

今日、IとIII、ジャケのチャイナに惹かれてVIIIも買ってしまったので、とりあえず読み進めてみます。
このトリビアもの、そもそものはじまりはマンガ「金魚屋古書店」にあるんじゃないかな?
金魚屋古書店というマンガ専門の古書店を舞台に、マンガを求めて訪れる客と、そのマンガにまつわる人生模様のこもごもを描くというもの。「セドリ」という職業があることを、このマンガで初めて知りました。

金魚屋古書店 11 (IKKI COMIX)金魚屋古書店 11 (IKKI COMIX)
(2010/11/30)
芳崎 せいむ

商品詳細を見る


あと、小説で「ビブリア古書堂の事件手帳」。
ビブリア古書堂を営む篠田栞子(しおりこ)さんと、栞子さんに惹かれて古書店の店員アルバイトとなった五浦(ごうら)大輔のもとを訪れるお客さんの、本にまつわる人生模様と謎を描くというもの・・・って、あれ?
金魚屋古書店の小説版じゃん?
まあいっか、面白いしw

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
(2011/03/25)
三上 延

商品詳細を見る


この三上延(みかみ えん)って作者名、どっかで見たことあるなあと思ったら、シリーズを読んでいた「偽りのドラグーン」の作者でした。

ドラゴンと人間が共存する世界で、竜騎士を育成する学校、騎士学院(グラン・デコル)。
雌竜は人間の姿を取ることもでき、これと契約を交わすことで、竜騎士となることができる。
竜を滅ぼすことを目的とする機械文明帝国によって、国と共に双子の兄を失った、主人公・ジャン。ジャンは王子だが何の取り柄もなく、優秀だった兄の前に霞みがちな少年だった。
兄と国の復習を誓って孤児院から脱走したジャンの前に少女が現れる。少女は竜帝の息女。
少女は言う。「騎士学院に入るはずだった亡き兄ビクトルを騙って、自分と契約しろ」と。

ラノベ的に、なかなか燃える出だしでした(笑)
これもカバーと挿絵の椎名優さんの絵に惹かれて買ったジャケ買いですが、結構面白かったです。

偽りのドラグーン (電撃文庫)偽りのドラグーン (電撃文庫)
(2009/08/10)
三上 延

商品詳細を見る


もうひとつ、「付喪堂骨董店」というのが「トリビアもの」であるらしいのですが、書評を読むと、ここで出てくる骨董は「アンティーク」と呼ばれ、現実には存在しないものらしいですし、なによりも未読なので、なんだかんだ書く事はしません^^;

付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います (電撃文庫)付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います (電撃文庫)
(2006/10)
御堂 彰彦

商品詳細を見る


まったく関係ないけど、「彷徨える艦隊7 戦艦ドレッドノート」が1/25発売らしいです。
おおう、出ますかドレッドノート!
「超弩級」という言葉があって、「おおきい」「でかい」という意味ですが、弩級とは弩級戦艦、すなわちドレッドノート級戦艦のことです。さまざまな新機軸が盛り込まれ、それ以前の戦艦を一気に時代遅れにしてしまった、史上重要な艦名です。超弩級とは、「ドレッドノート以上の性能を持つ」ということであって、本来は「でかい」という意味ではないのですが、、、閑話休題。
うーん、楽しみです。

彷徨える艦隊7: 戦艦ドレッドノート (ハヤカワ文庫 SF キ)彷徨える艦隊7: 戦艦ドレッドノート (ハヤカワ文庫 SF キ)
(2012/01/31)
ジャック・キャンベル

商品詳細を見る
コメント
なにが「千円札でも可」なんだろ
番号のインクはいろんな色があって黒もある

化学的に説明できねーくせに
> なにが「千円札でも可」なんだろ
> 番号のインクはいろんな色があって黒もある

よろしい、ではネタバレしましょう。
お手持ちの札で確認してみてください。
図象的視覚的に明らかなので、化学的分析は必要ありません。

要は、3は8にならない形(上が丸ではなくて横棒)3から8に書き換えるのは不可能と、一目で判ります。
1は微妙に左にシフトしており、縦線の長さも微妙に短い。
このため、1を4に書き換えると、左側の文字との字間が狭くなってしまう。

これは1万円札でも千円札でも同じ。おそらく五千円でもそうでしょう。(たまたま手元にないので未確認)

まずは現場現物に当たって考えることをお勧めします。
文中のトリックと意味が違うじゃん。くだらない。
Re: タイトルなし
> 文中のトリックと意味が違うじゃん。くだらない。

トリックが成立する必要条件は2つです。

1、繊維素コーティングによるファンデルワールス力による既存の印刷と加筆したインクの一体化。
2、数字が、1を4に、3を8に書き換えることが可能な可能な形状であること。

この2つのうちどちらかでも欠けると、トリックは成立しないのです。
両方とも否定する必要はないのですよ。

簡単な三段論法です。
A=B B=C ゆえにA=C
A=Cがfalsとするとき、A=BとB=Cの両方がfalsである必要はないでしょう?

私はB=Cがfalsであると書いているのに、あなたはA=Bは否定できないだろう、くだらんとおっしゃる。
意味がわかりません。

管理者にだけ表示を許可する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。